地震・火災等の天災/入居者の家賃滞納/金利上昇/空室
損害賠償問題/事件(殺人事件等)
地震・火災については保険でカバーできます。
(但し、地震保険は通常50%までしか付保されない)
しかも、実際に起こる確率は極めて低いと言えるでしょう。
但し、費用対効果を考慮し、最適な保険を選ぶ必要があります。
ちょっと前まではオーナーにとってかなり大きなリスクでした。
しかし、現在では家賃(滞納)保証をしてくれるサービスが次々に生まれています。
これらのサービスを上手く活用することでリスク回避が可能です。
現在は2%前後と、史上最低の金利水準となっています。
一つは金利上昇をある程度見込み、4%程度の水準となっても返済できるかどうかのシミュレーションをしておくこと。
もう一つは、長期保有の前提であれば、長期固定金利を選択することです。今なら10年の固定金利で3%前後で調達できます。
住宅メーカー等と定期借家でのサブリース契約がなされている場合を除いて、このリスクは常に付きまといます。
不動産投資における最大のリスクは空室リスクと言ってもいいでしょう。
まず空室の原因は大きく二つに分けられます。
間取り、設備等建物に問題がある場合
立地に問題がある場合(またはその両方に問題がある場合)
間取り、設備等建物の問題に関しては、改善できる場合とできない場合がありますが、費用をかけることで改善できる場合がほとんどです。
(例)外壁塗装/和室を洋室へ変更/三点ユニットバスを独立型へ変更 etc.
数万円で出来る事から100万円単位までかかるものまで内容により大きく異なります。
立地に関してはどうにもなりません。立地は本当に重要です。
不動産投資における最も重要な判断は立地の選定と言えます。
起こる可能性が限りなくゼロに近いものの、ゼロにはならないリスクです。
大規模地震等により建物が倒壊し、死者が出た場合に、遺族から損害賠償を求められるケース。
中古物件の場合には、基本的に構造計算書を確認することが出来ないため、内含するリスクといえます。
物件内外にて、事件が起こってしまうケース。
これも防ぎようのないリスクです。事件後一定期間、入居者が一斉に退去してしまう可能性があります。
以上のリスクを考慮のうえ、投資を判断する必要があります。